内容説明
理想は最小限のスマホと最大限の読書だ。相互に響きあう魂とことば。読書は、そのふたつを磨く最良の時間だ。より深く考え、よりよく自分を表現するために、読書は欠かせない。デジタル化が進む今だからこそ、さあ、本を読もう。
目次
4月(本の世界に魅せられて―外から見た日本;古典を読む醍醐味―イタロ・カルヴィーノのおすすめ)
5月(幸福について考える―水木しげるとゲーテ;本が開く世界―小池昌代・川上弘美・須賀敦子)
6月(宇宙の神秘―太陽・地球・惑星;植物礼讃―植物たちが教えてくれること)
7月(思考力の展開―教育学と社会学の視点;女という経験―津島佑子の思考)
8月(古典の森を散策してみよう(1)―『論語』の知恵に学ぶ
対話の喜び―ブーバーの祈り)
9月(観音経の教え―釈宗演は語る;宗教の要諦―鈴木大拙の一念)
10月(抒情の陰翳―室生犀星と中原中也;愛と戦争を歌う詩人―ジャック・プレヴェール)
11月(古典の森を散策してみよう(2)―『バガヴァッド・ギーター』を読む
語りに耳を傾ける―ボルヘス、アファナシエフ、羽生は語る)
12月(宗教的経験の諸相―ウィリアム・ジェイムズの探究;江戸時代と今―貝原益軒と佐藤一斎の思想)
1月(心身論の現在―こころ・からだ・いのちを見つめる;戦争の記憶―過去の再現と現在の刻印)
2月(海辺の思索―アン・モロウ・リンドバーグの声;エーリッヒ・フロムを読む―生きるということと愛するということ)
3月(古典の森を散策してみよう(3)―『徒然草』の驚異
挑戦する力―学生として、社会人として)
著者等紹介
和田渡[ワダワタル]
1949年生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士課程単位取得。現在、阪南大学名誉教授。専攻は哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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