副業おじさん―傷だらけの俺たちに明日はあるか

個数:
電子版価格
¥1,600
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

副業おじさん―傷だらけの俺たちに明日はあるか

  • 若月 澪子【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 朝日新聞出版(2023/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 30pt
  • ウェブストアに5冊在庫がございます。(2024年05月04日 03時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022519559
  • NDC分類 366.29
  • Cコード C0095

出版社内容情報

崖っぷち日本、さまよう中高年男性のデス・ロードを描く「JBpress」で話題沸騰!注目の労働ジャーナリスト、初の著書最近、意外な場所で働くおじさんをよく見かける。その中には、ホワイトカラーと思しき中高年も少なくない。背景には、日本型雇用崩壊、ジョブ型雇用拡大、実質賃金低下、教育費の高騰等がある。中高年男性の経済・労働環境が厳しくなり、セカンドジョブで稼がざるを得ない「副業おじさん」が増えているのだ。本企画は、様々な副業……食品工場勤務、デリヘル送迎、ラブホテル清掃、アルミ缶回収、バリスタ、フードデリバリー等に奮闘するおじさんたちの姿を通して、中高年男性の生きづらさや葛藤、迷走を描く。彼らの中には、かつては主婦が担っていたような職場で移民と一緒に働いている人も多い。それは、ホワイトカラー労働の限界のあらわれでもあり、ケア労働などのエッセンシャルワークとは何かを考える局面を迎えた、現代日本の透視図でもある。満身創痍のおじさんたちの副業現場をあざやかに描き、労働の本質とは何かまで深く掘り下げた、注目のジャーナリスト、初の著書。「JBpress」大好評連載の書籍化!<目次> 第1章:副業の森をさまよう 第2章:上流から下流に 第3章:若者に交って 第4章:夜のしごと 第5章:部活のノリ? 第6章:セカンドステージ <著者> 若月澪子(わかつき・れいこ) 1975年生まれ。ジャーナリスト。大学卒業後、NHKのキャスター、ディレクターとして生活情報などを担当。結婚退職後に自殺予防団体の電話相談ボランティアを経験。育児のかたわらウェブライターとして借金苦や終活に関する取材・執筆を行う。ギグワーカーとして様々な仕事を体験中。

内容説明

食品倉庫で凍てつき、空き缶回収でホームレスと戦い、若造の中でポツンと一人になった。工場勤務、アルミ缶回収、デリヘル送迎、皿洗い、カフェのバリスタ、フードデリバリー…本業で食えない、友だち作り、自分探しetc.ホワイトカラーおじさんの「副業」現場から現代日本を映し出す。「JBpress」大反響連載を書籍化。

目次

第1章 「副業の森」をさまよう
第2章 上流から下流に
第3章 若者に交じって
第4章 夜のしごと
第5章 部活のノリ?
第6章 セカンドステージ

著者等紹介

若月澪子[ワカツキレイコ]
1975年生まれ。大学卒業後、NHKのキャスター、ディレクターとして生活情報などを担当。結婚退職後に自殺予防団体の電話相談ボランティアを経験。育児のかたわらウェブライターとして借金苦や終活に関する取材・執筆を行う。生涯非正規労働者。ギグワーカーとしていろんな仕事を体験中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

91
副業(ダブルワーク)おじさんが増えている。動機で最も多いのは収入の補填。他にも子供の教育費等への補充のため等。様々な副業……食品工場勤務、デリヘル送迎、ラブホテル清掃、アルミ缶回収、バリスタ、フードデリバリー、チラシポスティング等に奮闘するおじさんを取材したルポ。副題には『傷だらけの俺たちに明日はあるか』となっているけど、悲惨でドギツいエピソードばかりを故意に集めたりしているわけでは無く、丁寧に取材したことが伺える内容。著者も体験や短期ではあるがいくつかの仕事を応募して実際に経験されたレポートも。2024/03/26

Tenouji

15
いろいろな副業現場での実態が書かれていて、働くことには何か特別な成功法則があるというよりは、やっぱり「ご縁」ですよね、という気持ちになった。2023/12/20

しょう

13
副業の動機で最も多かったのは「収入の補填」、中流家庭では「子どもの教育費」。コロナを機に状況が一変してしまった人も多い。やらざるを得ない状況まで追い込まれる苦悩は切実だ。しかしその一方で本業とは全く違う世界には触れることができる副業、そこに価値を見出すおじさんも少なくはない。肉体労働の副業を「運動不足の解消」と取ることもできる。年齢的な部分で制限される部分もあるだろうが、柔軟な考え方が必要なんだと感じた。2024/03/03

TI

9
同じおじさんとして正規の仕事の後にバイトをするとはよく体がもつなと思う。がんばれおやじ(俺もだけど)。2024/02/13

kuro

7
お金を求めてダブルワークに走る中年を観察した本。香ばしい哀愁が漂っている。明日はどっちだ。2024/04/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21680847
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。