内容説明
阪神・淡路大震災から四半世紀が経ち、日本のボランティア・NPOはさまざまな展開をみせた。兵庫・神戸を対象にした多角的な調査から、複雑な様相を呈す「ボランティア元年の、その後」を活写する。
目次
第1章 阪神・淡路大震災とボランティア元年・再考
第2章 ボランティア・NPOの歴史的展開―兵庫・神戸における連続性と非連続性
第3章 兵庫県のボランティア活動の動向―ボランタリー活動調査の30年を読む
第4章 NPOの多様性・関係性・開放性―2007年における兵庫県NPO法人調査から
第5章 組織を越境するネットワーク―神戸市東部被災地におけるNPOの展開
第6章 地域コミュニティとNPOの相互作用―中間支援組織にみる地域性とテーマ性の交錯
第7章 兵庫県における中間支援組織の展開―セクター化の進展とそのジレンマ
第8章 その後のボランティア・NPO
著者等紹介
宮垣元[ミヤガキゲン]
慶應義塾大学総合政策学部教授。1970年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。ライフデザイン研究所(現第一生命経済研究所)、甲南大学教授などを経て、2014年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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