内容説明
スポーツマンシップは、スポーツの世界にとどまるものではない。相手を思いやり、助け合う心を育み、人生を豊かにするものである。本書では、いじめ、体罰、暴力、パワハラなどの問題が多発する今こそ求められるスポーツマンシップの意味や可能性、教育方法などについて多角的に解説。スポーツだけではなく、人間的にも成長するために必読の1冊。
目次
スポーツマンシップとスポーツ
1 人生を幸せにするスポーツマンシップ(スポーツマンシップとは;文武両道について;人生を幸せにするスポーツマンシップ)
2 日本におけるスポーツマンシップの脱構築(日本版スポーツマンシップへの入り口;近代スポーツマンシップから「スポーツマンのこころ」へ;「スポーツマンのこころ」―3つの心構えの理解;「スポーツマンのこころ」の達成のための付帯条件;「スポーツマンのこころ」の可能性について)
3 体育科教育とスポーツマンシップ(体育科教育の概要;日本の体育科教育政策;体育理論の教材・授業づくり;指導案の実際;体つくり運動の指導計画)
著者等紹介
相原正道[アイハラマサミチ]
1971年生まれ。筑波大学大学院体育科学研究科スポーツ健康システム・マネジメント専攻修了。現在、大阪経済大学学長補佐、スポーツ・文化センター長、人間科学部教授
植田真司[ウエダシンジ]
1958年生まれ。大阪府立大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。現在、大阪成蹊大学マネジメント学部教授
〓橋正紀[タカハシマサノリ]
1963年生まれ。筑波大学大学院体育研究科修了、博士(医学)。現在、岐阜協立大学経営学部教授
黒澤寛己[クロサワヒロキ]
1968年生まれ。同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程修了、博士(政策科学)。現在、びわこ成蹊スポーツ大学スポーツ学部教授
大西祐司[オオニシユウジ]
1986年生まれ。筑波大学大学院人間総合科学研究科博士前期課程修了。修士(体育学)。現在、びわこ成蹊スポーツ大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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