現代ドイツにおける学校制度改革と学力問題―進む学校の終日化と問い直される役割分担のあり方

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  • サイズ A5判/ページ数 364p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771029651
  • NDC分類 372.34
  • Cコード C3037

内容説明

学校の守備範囲を広げる終日学校。2000年代に入り、なぜドイツの学校は「終日化」したのか?「PISAショック」をうけて、ドイツでは教育の問題がどのように議論されてきたのか。フィールド調査にもとづき、ドイツにおける学力問題への対応を分析・検討する。

目次

第1部 教育と社会の変容(学校と家庭との関係を変化させている社会的要因;州間の多様性と格差問題;ブレーメンにおける終日学校政策とその展開)
第2部 学校の守備範囲を広げる終日学校(家庭の役割を縮小させる学校―ブルンネン校の場合;教育以外の社会問題も引きとる学校―ハイドン校の場合;再定義される「学校」)
多様な背景をもつ家庭へのまなざしと役割分担のあり方を問う

著者等紹介

布川あゆみ[フカワアユミ]
2016年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。東京外国語大学世界言語社会教育センター特任助教。専門は、比較教育学、教育社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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