内容説明
少子高齢化に伴う縮小社会は、既存の地域活性化の考え方やあり方さえも変えようとしています。現状の都市機能の質を保持し続けるためには、産官民協働活動を基盤に市民主体で地域をメンテナンスする行動が求められているのです。実際の市民活動もふまえて、その方法を体系的に学んでいきましょう。
目次
序章 「地域メンテナンス」という考え方の導入に向けて(人手の足らない作業;「人のために役立ちたい」と願う人々 ほか)
第1章 「地域メンテナンス」の必要性(「地域メンテナンス」を捉える視点;これまでのまちづくりに関する研究の発展と変遷 ほか)
第2章 「地域メンテナンス」の姿(活動の見通しを立てることから始めよう;既往研究からみたまちづくりでの市民行動 ほか)
第3章 実践事例から住民主体の地域活性化の可能性を考える(住民参加型「まちづくり」を住民目線で考える;社会実験を始める前の意思疎通 ほか)
第4章 「地域メンテナンス」という活動(私たちの住む地域の構造と環境を知る;人の行動形態を知る ほか)
著者等紹介
竹内裕二[タケウチユウジ]
1968年福岡県北九州市に生まれる。2005年北九州市立大学大学院社会システム研究科地域社会システム専攻博士課程後期修了。博士(学術)。2012年東京農業大学論博(経営学)。NPO法人まちのカルシウム工房代表。大分県立芸術文化短期大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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