内容説明
資料をうまく活用しながら、その中で自分の興味を発見し、「問い」を立て、自分の「主張」を読み手にきちんと伝える論理的な文章が書けるようになることを目標とする、アカデミック・ライティングの基礎づくりのテキスト。
目次
1 表現に慣れる
2 資料になじむ(資料の種類を知ろう;図書館を利用しよう;参考図書を活用しよう;プレゼンテーションしよう ほか)
3 レポートを体験する(レポートを書く目的と効果を理解しよう;レポートの特徴をつかもう;レポートを書いてみよう;レポートをチェックし合おう―ピア・レスポンス― ほか)
著者等紹介
西川真理子[ニシカワマリコ]
流通科学大学経済学部特任教授
橋本信子[ハシモトノブコ]
流通科学大学商学部特任准教授
山下香[ヤマシタカオリ]
流通科学大学人間社会学部特任准教授
石黒太[イシクロフトシ]
流通科学大学経済学部特任准教授
藤田里実[フジタサトミ]
流通科学大学商学部特任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はなうさぎ
2
同じようなタイトルの本は他の大学からも出ているけれど、難しすぎる。その点、こちらは本当に「基礎」を丁寧に押さえている。大学生向けのものだと思うけれど、場合によっては中・高生にも使える。入試改革その他色々対応しなくてはならない中・高生の指導者にも。
のりたま
1
レポートの書き方についての本は多いが、本書は資料の用い方に絞って書かれている。キーワードを見つけること、論理的関係を構造化して書いてみること、グルーピングしてラベリングすること(KJ法そのままは使いにくいのでこうなったのだろうか)などが取り上げられている。文字も大きくそのまま書き込めるワークブックのようなレイアウトで、大学生には子供っぽく感じられるかもしれない。ネットで解答や授業用の用紙も提供されていて、それを使うなら本そのものはもう少しコンパクトにした方が大学生向きなのではと思った。2020/03/16
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- 和書
- 死せる湖 文春文庫