内容説明
「共生社会論」研究の第2弾。社会学・心理学・政治学・経済学・歴史学・地域政策学の専門家が織りなす、日本の未来を見通すための挑戦的学際研究。異なる立場のひとびとが共に生きるための知的格闘。
目次
共生社会を目指して
第1部 共生社会論の理論的展開(共生社会論はどこへ向かうのか;コミュニタリアニズムと共生社会;愛他と援助:心理学の立場から;“共生社会の経済学”の理論構想―市場を利用した共生社会の可能性)
第2部 共生社会論の具体的展開(共生社会における子育て・子育ち;共生社会と人口減少;手づくりの観光地域づくりと共生社会;多文化共生社会への再検討)
著者等紹介
宝月誠[ホウゲツマコト]
1941年生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程修了、文学博士。現在、奈良学園大学特別客員教授、京都大学名誉教授。日本社会学会、American Sociological Association
福留和彦[フクトメカズヒコ]
1966年生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。現在、奈良学園大学教授。進化経済学会理事、共生社会システム学会会員、サイバー適塾(関西経済同友会)学界講師
武谷嘉之[タケタニヨシユキ]
1970年生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科後期博士課程修了、博士(経済学)。現在、奈良学園大学准教授。社会経済史学会、共生社会システム学会会員、建設政策研究所関西支所主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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