内容説明
哲学以前にして哲学以降となる「哲学」の試み。「主体から主体を越えて主体の底」へ行こうとした西田哲学と共に、「悲哀の底」の「底なき底」におりたとうとする論考。
目次
第1章 悲哀と共に人生そのものが始まる(一日も人格修養怠るまじ;人生の第一義 ほか)
第2章 「意識」と「経験」(「経験」ということ;「意識」と「自己」 ほか)
第3章 自覚と言葉(自覚(「経験」の根源性;「自覚」の展開 ほか)
言葉(「経験」と「言語」;「表現」・「道具」・「技術」 ほか))
第4章 悲哀の身体(「身体」という視座;西田哲学を貫く「知と愛」 ほか)
第5章 「一人」に生きる(「経験」と「言葉」と「自己」;「愚禿」と「平常底」 ほか)
著者等紹介
岡田勝明[オカダカツアキ]
1951年兵庫県に生れる。1980年関西学院大学大学院文学研究科博士課程(哲学専攻)単位取得後満期退学。現在、姫路獨協大学人間社会学群教授、博士(哲学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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