内容説明
地域格差の是正、地方創生の促進は現在的な大きな問題である。都会の視点から他人事のように議論するのではなく、まさしくその地域に住む人々が、その地域にしかない固有の価値・資源を使って開発を再構築する姿を見つめなおす。
目次
第1章 コミュニティ・デザインとコミュニティ・ディベロップメント
第2章 コミュニティ主導経済学―日本の地方再生
第3章 分散・体験型見本市(D‐HOPE)アプローチとコミュニティ・デザイン
第4章 コミュニティかビジネスか?―カンボジアのコミュニティ基盤型社会的企業のジレンマ
第5章 文化の資源化にみられる政治性―パプアニューギニアのナショナル・マスク・フェスティバルを事例として
第6章 地域の、地域による、地域のための「まちづくり」―大山町のコミュニティ・デザインを事例として
第7章 地域資源を活用したグリーン成長とコミュニティ・デザイン
著者等紹介
三好皓一[ミヨシコウイチ]
1947年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。三井銀行、国際協力機構(JICA)を経て、立命館アジア太平洋大学大学院アジア太平洋研究科教授、一般社団法人インスティチュート・フォー・コミュニティ・デザイン代表理事。博士(人間科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。