内容説明
中国理解の核心とは何か?急速な変化を続ける今日の中国を歴史・政治・経済・社会・外交の5分野から読み解いていく。国際社会のなかでますます重要性を増していく中国の今後の行方を見据えるために、研究者、ビジネスマン、学生にとって必読の一冊。
目次
第1部 歴史―国家統一と大国化への道程(中華民国史;中華人民共和国史)
第2部 政治―一党支配の継続、変容の可能性(政治体制;政府主導の政治改革と民主化への展望;国家統合)
第3部 経済―急速な成長、拡大する格差(中国の経済成長;経済のグローバル化)
第4部 社会―混沌に生きる人々、多元化する価値(社会の構造と変容;環境問題;社会問題と政策)
第5部 外交―加速する大国化、危機をはらむ日中関係(冷戦期における中国の外交・国防戦略;冷戦終結後の中国外交;中国の対日外交と日中関係)
著者等紹介
家近亮子[イエチカリョウコ]
1992年慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。現在、敬愛大学国際学部教授・放送大学客員教授。法学博士
唐亮[トウリョウ]
1993年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。現在、早稲田大学政治経済学部教授。法学博士
松田康博[マツダヤスヒロ]
1997年慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程単位取得退学。現在、東京大学東洋文化研究所教授。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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