創世記と地質学―19世紀の科学思想とその神学的背景

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  • サイズ A5判/ページ数 25,1/高さ 21cm
  • 商品コード 9784771026933
  • NDC分類 402
  • Cコード C3022

内容説明

ほとんどすべての科学者が同時に聖職者でもあった19世紀。地質学や進化論の登場は、彼らの信仰心を大きく揺さぶり、大論争を巻き起こした。「宗教対科学」ではなく、「科学の中の宗教」の問題として19世紀科学史を描き出した名著の本邦初訳。

目次

第1章 自然を通して自然の神を知る
第2章 水成論と大洪水
第3章 火成論から古生物学へ
第4章 激変論地質学
第5章 自然の斉一性
第6章 天地創造の痕跡
第7章 有用なるかな、そなたの住み処は
第8章 自然における摂理の位置

著者等紹介

島尾永康[シマオナガヤス]
1920(大正9)年11月12日生。1947(昭和22)年京都大学理学部化学科を卒業。1965(昭和40)年博士号取得。1966(昭和41)年関西大学社会学部専任講師。1968(昭和43)年関西大学社会学部助教授。1973(昭和48)年同志社大学工学部助教授。1974(昭和49)年~1986(昭和61)年同志社大学工学部教授。2015(平成27)年1月6日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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