内容説明
倫理的な問いには、思考の主観性が見出される。それこそが、人間の心のあり様ではないのか。主観性を見据えながら、客観的な自然科学では捉えきれない人間の心のあり様に向って、哲学的にアプローチする。
目次
第1部 実践的三段論法
第2部 行為としての思考
第3部 心の規範性
第4部 倫理的思考:功利主義とカント
第5部 カントとミル
第6部 ヒュームによる功利主義の完成
著者等紹介
金子裕介[カネコユウスケ]
2009年東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻哲学専門分野博士課程修了。東京大学次世代人文学開発センター研究員(ウィーン大学にて在外研究2010.9‐2011.2)などを経て、現在、東京大学研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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