目次
「技術における倫理」を捉える―その課題性
第1部 原発技術の倫理問題(現代の技術構造と“不能の原発”―福島原発事故からの技術における倫理への問い;大飯原発訴訟=再稼働差止め判決の意義―人格権にもとづく倫理的判断)
第2部 共生経営と技術マネジメント(共生経営と「使用価値」―使用価値で結ぶ社会関係性への転換;日本における「技術意識」の形成―三枝博音「日本の知性と技術」解題より;共生マネジメントの歴史性―日本的形象性の転回)
第3部 技術における倫理への希求(技術における「集‐立」は虚構である―ハイデガー「ゲシュテル」論=技術倫理欠落への道;技術における倫理を求めて)
著者等紹介
竹内貞雄[タケウチサダオ]
1949年福井県に生まれる。1981年大阪大学大学院工学研究科博士課程修了、工学博士。福井県立大学名誉教授。専門は管理技術論、情報管理論、疎外論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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