内容説明
危機管理のパイオニアが日本的価値観では危機に対応できない理由を解明。リーダーの心構えを学び、危機管理達成度をチェックできる一冊。
目次
第1章 経営リーダーのリスク感性と危機意識―伝統的な国民性や価値観が影響
第2章 危機管理の障害と対処策―危機発生時における「初動対応」がカギ
第3章 リスク管理と危機管理の基本―運用上の違いについて
第4章 危機事態における経営トップのあるべき姿―経営トップはペシミスト(悲観主義者)であれ
第5章 危機を乗り切るリーダーシップとは
第6章 事例で学ぶ危機対応の失敗からの教訓
第7章 企業における不祥事予防策および発覚後の対処法
第8章 「企業危機管理学」の学際的研究領域―マクロ研究およびミクロ研究の視点から
著者等紹介
大泉光一[オオイズミコウイチ]
1943年長野県諏訪市で生れ、宮城県大河原町で育つ。日本大学国際関係学部、大学院国際関係研究科助教授・教授を歴任。2007年より青森中央学院大学・大学院地域マネジメント研究科教授。日本大学博士(国際関係学)。専門分野は危機管理論、国際経営論、国際テロ対策、日墨・日欧交渉史。わが国における危機管理学およびセキュリティ・マネジメント研究のパイオニア。危機管理論、国際テロ対策および日欧交渉史の専門家としてマスコミおよび講演会などで活躍している。現在、スペイン国立バリャドリード大学アジア研究センター上席所員兼顧問を兼務
大泉常長[オオイズミツネナガ]
1974年メキシコ市生まれ。スペイン国立バリャドリード大学大学院経済・経営学専攻博士課程にて所定の単位取得修了。現在、青森中央学院大学経営法学部・大学院地域マネジメント研究科准教授。専門分野は国際経営論、危機管理論、国際関係論(ヨーロッパ地域研究)。2014年4月より文部科学省「学校事故対応に関する調査研究」有識者会議委員。日本リスクマネジメント学会およびソーシャル・リスクマネジメント学会共同認定「危機管理士」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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