宝島社新書
カラー版 重ね地図で愉しむ江戸東京「高低差」の秘密

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800288684
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C0225

出版社内容情報

厚手のトレーシングペーパーを紙面に重ねる仕様により、現代地図と古地図を透かして見ることができるカラー新書「歴史街歩きガイド・重ね地図シリーズ」第4弾です。今回は「江戸東京・高低差の秘密」を、著者が自らの足で歩きながら入門者にもわかりやすく解説します。「本郷・小石川の坂道巡り」「台地と谷が織りなす麻布巡り」「渋谷高低差すみずみ紀行」など、厳選された20のコースを収録。歴史散歩のガイドブックとしても最適です。

内容説明

厚手のトレーシングペーパーを紙面に重ねる仕様で、2種類の地図が透かして見られる「歴史街歩きガイド・重ね地図シリーズ」第4弾。なぜ、神社や城址は崖際の高台にあり、不動明王や弁天は崖下に祀られているのでしょうか?「江戸東京・高低差の秘密」を、実際に歩きまわった著者がわかりやすく解説します。古代から近代まで、歴史の秘密を解く鍵は崖際に集まっています。崖際の高台には歴史のキーポイントとなる遺構が見られ、湧水に恵まれる崖下や斜面には滝や池、不動明王や弁天、雑木林が多く見られます。高台と崖下の特徴的な住み分けを見れば、人々の息遣いを感じられるはず。土地の起伏は町の歴史そのものなのです。

目次

はじめに 高低差を愉しむ
1 東京中心部の地形を歩く(内濠を上り下りして一周;外濠の原風景をしのぶ ほか)
2 東京南部の地形を歩く(愛宕山から増上寺へ「山」探訪;高台と谷が織りなす麻布巡り ほか)
3 東京西部の地形を歩く(明治神宮と河骨川の谷を訪ねる;上水路跡の水道道路を歩く ほか)
4 東京広域の地形を歩く(都区内の国分寺崖線を歩く;赤羽周辺の地形探訪 ほか)
川景色今昔

著者等紹介

竹内正浩[タケウチマサヒロ]
歴史探訪家。1963年、愛知県生まれ。地図や近現代史をライフワークに取材・執筆を行う。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

20
都内在勤当時、この本で取り上げられた区域をウロウロしていた。神楽坂あたりの曰く有りげな石段や、坂下の、坂名の由来を書いた駒札を眺めるのが、安上がりな楽しみであった。そんな日々を思い出す、東京都内の各所を様々なテーマで歩く散歩コースとして編成したガイドブックである。東京の鉄道史や、軍都としての東京、武蔵野台地や下町の高低差など、余りこの手の本では取り上げられない区域も取り上げられている。古代や中世、近世、近代までの東京の歴史の濃さに「ほう」と唸らされるばかりである。2021/08/17

RASCAL

18
コロナで夏休みもどこも行けないし、せめてブラタモリ的なお散歩でもしようかと思って、、、どのコースも大体土地勘はあるので、早速やってみよう。2020/08/01

多喜夢

8
スリバチとか坂道とか境界とか、東京の街歩きが最近のキーワード。ブラタモリが火付け役だそうだが、残念ながらその番組は見たことがない。それでも類似の本を読んでいると実際に歩いてみたくなる。本書も無数にあるルートをうまく切り取って紹介しているなと感じた。2020/11/20

Hiroki Nishizumi

5
地図が綺麗で分かりやすい。都内の複雑な地形がよく分かる。紹介されているあたりをブラブラしてみたい。2019/06/06

azllenia

3
散歩コースが有難かったです。数コース歩きました(^-^)2020/09/02

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