内容説明
グローバル経済で重要な地位を占め、世界規模の影響力を持つ大国となったブラジル。しかしながら、現在でも貧富の格差・人種差別など社会的・経済的不平等という本質的な問題を抱えている。その歴史をたどり、外国人移民・政治・人種問題に迫る。
目次
第1部 歴史編(ブラジルへの到達から1930年まで;ブラジルの外国人移民)
第2部 現代編(新共和制時代:ヴァルガス登場から現在まで(1930年‐)
ブラジルの人種問題の展望)
著者等紹介
伊藤秋仁[イトウアキヒト]
1965年愛知県に生まれる。1991年京都外国語大学大学院外国語学研究科ブラジルポルトガル語学修士課程修了。現在、京都外国語大学准教授。専攻はブラジル地域研究、ブラジル移民史
住田育法[スミダイクノリ]
1949年広島県に生まれる。1975年京都外国語大学大学院外国語学研究科ブラジルポルトガル語学修士課程修了。現在、京都外国語大学教授。専攻はブラジル地域研究、ブラジル史
富野幹雄[トミノミキオ]
1940年愛知県に生まれる。1968年東京外国語大学大学院外国語研究科ロマンス系言語修士課程修了。1968年5月~1970年1月ブラジル連邦共和国サンパウロ州立大学給費奨学生として留学。現在、南山大学名誉教授。専攻はブラジル社会経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。