ハイジ神話―世界を征服した「アルプスの少女」

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ハイジ神話―世界を征服した「アルプスの少女」

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  • サイズ A5判/ページ数 217,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784771026025
  • NDC分類 943
  • Cコード C0097

内容説明

知られざる名作『ハイジ』を「子どもの心と大人の目で」読みなおす。自然がいっぱいの美しい国スイスの「神話」として世界中で愛されながら、しばしば誤解と偏見にさらされてきたアルプスの少女の物語。この知られざる名作を「子どもの心と大人の目で」読みなおす。初めての本格的『ハイジ』論。

目次

第1章 物語の舞台と原作者(ハイジのおうちはどこ?;ラガーツ温泉とリゾートホテル;ヨハンナ・シュピーリ―複雑な人物像)
第2章 『ハイジ』を読みなおす―第一部『ハイジの修業時代と遍歴時代』(アルプスの魔力;危機に瀕した楽園;カルチャーショック;ハイジの帰郷)
第3章 ハイジふたたび―第二部『ハイジは習ったことを役立てる』(衛生と教育学;都会人が山に出会う;敬虔主義)
第4章 ハイジの類似品(続編の氾濫;日本のハイジ;映画化されたハイジ)
第5章 『ハイジ』だけじゃない―ヨハンナ・シュピーリの文学世界(おすすめシュピーリ作品;登場人物とストーリーの特徴)

著者等紹介

ヴィスメール,ジャン=ミシェル[ヴィスメール,ジャンミシェル] [Wissmer,Jean‐Michel]
1956年、ジュネーヴに生まれる。スペイン語文学を専攻し、ジュネーヴ大学にて博士号を取得。メキシコに関する著作多数。これまでジュネーヴ大学、ローザンヌ大学、カルヴァン大学(ジュネーヴ)で講義を担当。現在、小説家・劇作家としても活動中

川島隆[カワシマタカシ]
京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学、博士(文学)。現在、京都大学大学院文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

oldman獺祭魚翁

42
図書館本 ハイジと言えば多くの日本人が思い浮かべるのはあのアニメ「アルプスの少女ハイジ」だろう。だがその物語をちゃんと読んだ人はその10分の1も居ないのじゃないだろうか?僕自身読んだのは子供の頃で、今思うとどれだけ抄訳されていたかも解らない。この本で改めて作者シュピーリとその「ハイジ二部作」を読み直してみる必要を感じた。原作のハイジの奥底にあるのは、プロテスタントの敬虔主義とペスタロッチが提唱した教育論。そして当時のスイスが抱えていたネガティブなイメージ「文化の遅れた野蛮人」への否定的な見解という事だ。2017/06/13

蛇の婿

19
ご存知『アルプスの少女ハイジ』とその作者『ヨハンナ・シュピリ』に関する分析と論考の本です。とはいえ文章は非常にわかり易く、素人の私でも楽しく読了することが出来ました。現在の日本人にとって、一般的にハイジといえばアニメーションのハイジのイメージが強いのですが、それに関してもちゃんと論考を加えてくれていますw …ちなみに訳者さんは日本人の持つハイジに関しての関心の高さに関して、この論考とはちょっぴり意見を異にするようですが、私は大体この論考と同じ意見でしたww付け加えるならやっぱり山のマレビトの観念かなぁw2015/07/25

魚京童!

15
映画は好きだよ。2016/08/02

NZR

5
大昔「アニメのハイジが黒髪なのは日本人向け、本来のイメージは金髪」という話を聞いたことがあったのだが、本書では逆で、金髪は「スイスの女の子」からのイメージで原作では黒髪の縮れ毛であると記されていた。また、「ハイジ」は知られていても、原作者名は知られておらず、シュピリ全集を出しているのは日本だけだというのも驚き。ブルーノ・ガンツ出演の新作映画「ハイジ」は原作に忠実そう。2015/06/11

矢絣

4
ハイジを多方面から分析した本。日本のアニメの話もあったり。なんか原作は宗教学や教育学、精神医学衛生学等が盛り込まれた奥深い作品らしい。2017/07/29

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