ジョン・デューイ―現代を問い直す

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784771025691
  • NDC分類 133.9
  • Cコード C3010

内容説明

政治、教育、芸術、宗教など多領域にわたって「経験のための理論」の確立を目指したジョン・デューイ。我々は彼の哲学から、どのような対話を継続することができるだろうか。

目次

第1章 生活世界
第2章 考えること
第3章 民主主義
第4章 公衆
第5章 教育すること
第6章 作ること
第7章 帰依
第8章 結論

著者等紹介

ボイスヴァート,レイモンド・D.[ボイスヴァート,レイモンドD.] [Boisvert,Raymond D.]
シエナ大学教授。1980年、トロント大学で修士号を取得する。イーモリー大学で学術博士号を取得する。アメリカ哲学専門。シエナ大学では、大学共通コア科目のコーディネーター、教養学部委員会の委員長を務めている。2008年、シエナ大学のレイモンド・ケネディ学術優秀賞を受賞している

藤井千春[フジイチハル]
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。博士(教育学)。1958年生まれ。同志社大学文学部卒業。筑波大学大学院博士課程教育学研究科修了。大阪府立大学総合科学部助手、茨城大学教育学部助教授などを歴任。1995年、日本デューイ学会研究奨励賞受賞。日本デューイ学会常任理事。専門はジョン・デューイの哲学と教育思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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りょうみや

12
もともと教育哲学からデューイに興味を持ち、この本に辿り着く。教育のみならずデューイの哲学、政治、社会など幅広い思想の概要書であり入門書。帯に「生活世界における行為者としての哲学」とあるようにデューイの哲学は哲学者のための哲学でなく、日常生活で生きるうえで役立つと思わせてくれる目線の哲学である。特に民主主義における自由、平等の考え方は感銘を受けた。デューイ原書の要点をまとめて優しく書いてくれていることがわかる。それでも何回か読んでおそらく半分も理解できていないが、新たな世界が開けた気にしてくれる。2019/02/23

やす

0
非常に現実的な考え方で、とても納得できる。 2017/04/13

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