目次
第1部 「日本と日本人が日本と日本人であるために」、「勝ち続けなきゃならない」世界とそこでの戦争を「衣食足りて(足りず)礼節を知る(知らず)」の営為の関係史から考察するとき(日本と日本人の歩みをどのような「眼」で描けばいいのか;「侵略戦争」を描くために必要な「眼」とは―「衣食足りて(足りず)礼節を知る(知らず)」の営為の関係(史)
「自由主義‐帝国主義‐民主主義‐民族主義」の「渾然たる関係」の中の「日本」と「日本人」
「残酷きわまる世界」の中の「日本」と「日本人」
日清・日露「戦争」の中の「日本」と「日本人」
「あの戦争」へと至る流れの中の「日本」と「日本人」
「占領」から「平成」へと至る中の「日本」と「日本人」
あの戦争と日米経済貿易の背後にある日本文化に関する一考察―「日本」と「日本人」の「生き方」は何故、「異質」とされるのか
二一世紀の世界における「普遍主義」の行方と「日本の黄昏」)
第2部 「民主主義」(論)は何故グローバル社会の環境問題や格差問題に有効に対処できないのか―「衣食足りて(足りず)」の営為を切り離したままで「礼節を知る(知らず)」を論及することの問題点について(『「日本人」と「民主主義」』再考―「民主主義」の論じ方にみられる一つの「特徴」;「グローバリゼーション」の波間を漂い続ける「民主主義」社会―「ポスト・グローバリゼーション」の時代ははたして到来するのか;「インターナショナリゼーション」の時代における「民主主義」論)
著者等紹介
村田邦夫[ムラタクニオ]
1953年生まれ。1983年神戸大学大学院法学研究科博士後期課程単位修得退学。現在、神戸市外国語大学外国語学部国際関係学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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