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内容説明
図書館や美術館、博物館などで進む展示物のデジタル化の趨勢から、実際にデジタル化して保存する場合に必要となる手続き、技術、知識を現場の第一線で活躍する研究者と実務者が執筆。基礎から実務までのすべてがわかるプロを目指す人のためのテキスト。
目次
第1章 デジタルアーカイブの展開
第2章 デジタル化の基礎知識
第3章 情報取得(記録)にかかわる知識
第4章 デジタルアーカイブの構成
第5章 MLAとデジタルアーカイブ
第6章 古文書・洋稀覯書等の撮影
第7章 立体物撮影
第8章 デジタルアーカイブの動画撮影
第9章 デジタルアーカイブの著作権処理
第10章 デジタルアーカイブのインタビュー技法
第11章 東日本大震災とデジタルアーカイブ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
双海(ふたみ)
9
撮影、著作権処理、インタビュー技法など、実際に従事することになったら役立ちそうな内容。2019/03/31
オサム兄ぃ
5
デジタルアーカイブという和製英語が生まれて。かれこれ20年。今一つ共通の理解となっていない概念を整理するのに役立つ一冊。全11章で、執筆陣も11人。前半5章までが基本概念、残りは各論。一人の教授の授業11回で、後ろ半分が特別講師を呼んで実践報告をしてもらうイメージか。索引がない、用語の使い分けが混乱している(「デジタルアーカイブ協議会」と「デジタルアーカイブ推進協議会」など)等、いくつか残念なこともある。技術進歩が速い分野を扱っているので、適宜改訂版が改訂され、より良い本に成長していくことを期待したい。2016/02/03