内容説明
時代の閉塞性を開放性へと転換させる、新しい関係性の経営学的モデル論。「共同本質」という関係性概念を原点に、「共生経営」原理を提起し、アソシエーション化の今日的課題を問う意欲作。
目次
第1章 「共同本質」をとらえる―共同本質考(その1)
第2章 不確実性から信頼関係性の経営へ―共同本質考(その2)
第3章 現代の労働力の「使用価値」―共生経営考(その1)
第4章 共生経営における「使用価値」―共生経営考(その2)
第5章 「アソシエーション」をとらえる―所有概念の転回(その1)
第6章 現代の経営問題とアソシエーション化の射程―所有概念の転回(その2)
補章 “知識労働工場”からの離脱―大学の共生経営の可能性をめぐって
著者等紹介
竹内貞雄[タケウチサダオ]
1949年福井県生まれ。1981年大阪大学大学院工学研究科博士課程修了、工学博士。現在、福井県立大学経済学部教授。専攻、管理技術論、情報管理論、疎外論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。