目次
1 興行慣行と江戸の座元(江戸の座元―四座の興行機構の形成をめぐって;「寿の興行」考;明治期東都の劇場開場式)
2 藩邸の座敷芝居(屋敷方における歌舞伎上演をめぐって;大名屋敷における歌舞伎;「委細別帳に有之」―『弘前藩庁日記』の芸能上演の記述について)
3 享受の視点(大坂の芝居案内書『戯場楽屋図会』―演劇をめぐる情報とメディア;歌舞伎評判記の世界―芸評の視点)
4 資料考証(三座由緒書の史料的性格について)
著者等紹介
林公子[ハヤシキミコ]
1957年大阪府生まれ。1981年大阪大学文学部卒業。1984年大阪女子大学大学院修士課程修了。1987年大阪大学大学院博士課程単位取得退学。現在、近畿大学文芸学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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