目次
第1章 ドストエフスキイの近代概念(小説『罪と罰』の位置と構造;ドストエフスキイの美的理念;ロシア文学における近代的美意識;『カラマアゾフの兄弟』)
第2章 ロシア芸術における民族性(ロシア芸術の構想;ロシア宗教建築の民族性について―ロシア史とロシア芸術;鬼気と精霊)
第3章 劇的なるものの形成(『悪霊』;人形浄瑠璃『伊賀越道中双六』をめぐって;『桜の園』と白鳥伝説;ドストエフスキイとチェーホフ)
第4章 映像への視座(エイゼンシュテイン以前;哲学と映像;映像の成熟;身振りと文明―ドストエフスキイの運動イメージについて)
著者等紹介
山田幸平[ヤマダコウヘイ]
1926年大阪市生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。同大学院美学・美術史学専攻修了(旧制)。文学博士。大阪芸術大学文芸学科教授を経て、2000年3月まで同大学大学院教授。大阪大学文学部、関西学院大学文学部、同大学院、同志社大学文学部、同大学院講師などを歴任。現在、大阪芸術大学名誉教授。日本映像学会理事、民族芸術学会評議員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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