内容説明
近代資本主義がいち早く、もっとも典型的に発展した、ヨーロッパ諸国とアメリカ合衆国の経済史を、最新の研究成果を踏まえて中世から現代までバランスよくコンパクトに集約。近代資本主義が経済社会を世界規模で支配するに至った過程を辿る。
目次
序(欧米経済史の課題;経済史の基本的枠組み)
第1部 中・近世(封建領主制の構造と変容;中世都市とギルド制 ほか)
第2部 近代(「最初の工業国家」イギリス;イギリスの工業化と人口・農業・商業 ほか)
第3部 現代(両大戦間期のアメリカ経済(1)―第一次世界大戦から大恐慌まで
両大戦間期のヨーロッパ経済 ほか)
著者等紹介
馬場哲[ババサトシ]
東京大学大学院経済学研究科教授
山本通[ヤマモトトオル]
神奈川大学経済学部教授
廣田功[ヒロタイサオ]
帝京大学経済学部教授
須藤功[ストウイサオ]
明治大学政治経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ステビア
9
大変よくまとまった教科書。勉強になりました。2016/01/16
チバタリアニズム
0
経済事象の原因を、制度や交易関係を中心に、政治制度や思想などを含めて解説しています。それ自体はわかりやすいのですが、時系列と地域が入り乱れていて、出来事自体の説明もないのでわかったようでわからない。 世界史未習の人にはアルマの西洋経済史の方がおすすめです。 世界史やった人なら、経済事象の原因と結果に焦点があるこちらがいいかもしれません。2016/02/10
中村蓮
0
中世のヨーロッパ経済に興味があるので、概観を掴むために通史を読みましたが、近現代経済史が中心で、中世経済については、その構造的特徴などはあまり分かりませんでした。 2023/09/04
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