内容説明
「バリアフリー」一本槍の最近の風潮に対して、実証研究に基いて異議を唱え、新たに「リスクフリー」「生涯現役思想」「未来型生活」といった生活環境を提案する。生き甲斐や幸福感を持って、元気溌溂と壮健な人生を!寝たきり対策より防止対策こそ必要。
目次
序章 バリアフリーで、国民の健康は守れるか?
第1章 青年よ老人を抱け!?(少子高齢化社会の実像;なぜ寝たきりになるのか ほか)
第2章 スーパー高齢者をつくる家(寝たきりにならないために;未来型生活へのシフト ほか)
第3章 実証研究―バリアフリー住宅の功罪(バリアフリーの落とし穴;バリアフリー住宅は転倒を防げるのか ほか)
第4章 こんな家なら無理なくできる(ハイテク・省エネ・エコロジー;楽しく筋トレ若返り ほか)
著者等紹介
小山和伸[オヤマカズノブ]
1955年東京都生まれ。1986年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。1995年経済学博士(東京大学)。現在、神奈川大学経済学部教授
村木里志[ムラキサトシ]
1970年三重県生まれ。1997年広島大学大学院生物圏科学研究科博士課程後期修了、学術博士。現在、九州大学大学院芸術工学研究院デザイン人間科学部門(人間工学教室)准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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