内容説明
地域間格差、地方の疲弊が叫ばれて久しい。発展するには何が必要か、何をすべきなのかを模索しながら、コミュニティ・デザインの視点から地方開発を分析。「一村一品」運動で有名な大分県の事例を中心に、地方の再生と発展を試みる。
目次
なぜ、コミュニティ・キャパシティか
第1部 コミュニティ・デザインの枠組みと課題(コミュニティ・キャパシティ・ディベロプメントと地方開発;地方開発のための評価と計画;コミュニティ・デザインのための調査方法)
第2部 コミュニティ・デザインと地域振興―現場からの事例報告(地域おこしの原点とその発展―大山町の地域開発;九重町のまちおこし―“夢”の大吊橋と日本一の田舎づくり;オンパク―地域人材・資源を活用した重層的なイベント戦略;姫島村―住みやすさを求めた離島の試み;地域力開発戦略―新しいコミュニティ・デザインに向けて)
著者等紹介
三好皓一[ミヨシコウイチ]
1947年東京都生まれ。1971年早稲田大学政治経済学部卒業。1971年三井銀行。1976年国際協力機構(JICA)を経て2002年立命館アジア太平洋大学大学院アジア太平洋研究科教授。博士(人間科学:大阪大学)、国際開発学会理事、日本評価学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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