内容説明
関西から視る、関西を創る。一日交流圏としての関西の創造を試みる、意欲的シリーズ、ついに刊行!第1巻となる本書は、地盤沈下が叫ばれて久しい関西経済にスポットを当て、浮揚させる方策を提案。歴史と現状を踏まえ、関西が持つ経済、文化、歴史などの多様な側面に光をあて、可能性を検討する。
目次
第1章 関西からの情報発信―大いなる和 大和
第2章 パネルベイ―関西経済の成長エンジン
第3章 大学から関西がかわる
第4章 文化による観光開発の方策と経済効果―京都と奈良の観光開発例を中心に
第5章 危機に瀕する大阪都市圏と大阪市政
第6章 伝統産業の新たな発展をめざして―京都府における総合的支援施策の推進
第7章 都市・地域の視角から―兵庫県の「地域力」と地方分権
第8章 マスタープランからみた神戸の都市づくりの変遷
第9章 神戸市長田区の挑戦―市民がはじめた音楽による街づくり
著者等紹介
塩沢由典[シオザワヨシノリ]
京都大学経営管理大学院寄付講座教授(客員)、中央大学商学部教授、大阪市立大学名誉教授。1943年生まれ、1966年京都大学理学部卒業、1968年同理学研究科修士課程修了、同年京都大学理学部助手、1976年同経済研究所助手、1983年大阪市立大学経済学部助教授、1989年同教授、2003年開設の大阪市立大学大学院創造都市研究科教授・初代研究科長を経て、2007年同大学名誉教授。2007年から京都大学経営管理大学院関西経済経営論(関西アーバン銀行)寄付講座担当客員教授、2008年より中央大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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