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揺れ動く死と生―宗教と合理性のはざまで

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  • サイズ A5判/ページ数 250p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771020429
  • NDC分類 161.3
  • Cコード C3014

内容説明

日仏文化の比較を通して人間の生き方を探る。

目次

ライシテと世俗化
第1章 宗教が市民社会にもたらすもの(現代フランスにおけるライシテと宗教;現在の日本における市民宗教;政教分離および市民宗教における日仏比較文化をめぐって)
第2章 医療の限界からはじまる宗教(医療・死・世俗化―いくつかの見解;現在日本の終末期医療における仏教と医療の関係;ナラティブとバリアティブ;「主体の死」は誰のものか?)
第3章 日本における宗教的世界観の変容(神道・仏教の近代化と宗教観再考;地獄の喪失“No Hell Below Us”―宗教的宇宙観の衰退と日本の近代化;近代仏教の二大主義―境野黄洋と清沢満之―)
第4章 死と宗教の現在(超近代(ultramodernite)の文脈における宗教
お骨と死生観―現代日本の葬送における新たな取り組みから
再帰性のなかの宗教と死
宗教と世俗―「近代」とは何であったのか―)
私たちは理性的であると同時に宗教的でいられるだろうか?

著者等紹介

ボベロ,ジャン[ボベロ,ジャン][Bauberot,Jean]
1941年生まれ。フランス国立高等研究院で歴史学および人文学博士取得。同研究院宗教社会学部門教授。1998年から2002年同研究院院長、現在は名誉院長

門脇健[カドワキケン]
1954年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学。専門はヘーゲル研究および浄土真宗を中心とした宗教哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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