内容説明
都市はひとつの作品である。それは読まれて意味を持つ。独自の観点から神戸を読み解き浮かび出たものとは…魅惑的な都市論の試み。
目次
第1章 幻想都市(ミシュランの低い神戸評価;国内の高い神戸評価 ほか)
第2章 災害都市(阪神淡路大震災とエコロジー;阪神大震災と関東大震災 ほか)
第3章 皇国都市(神戸事件と伊藤博文;長谷川伸の『神戸異変』 ほか)
第4章 両面都市(神戸のダブル・スタンダード;居留地とは何か ほか)
第5章 混迷都市(松方幸次郎の功績;賀川豊彦の功績 ほか)
著者等紹介
藤井康生[フジイヤスナリ]
1939年、東京生まれ。名古屋大学大学院文学研究科修了(フランス文学専攻)。関西外国語大学外国語学部教授、大阪市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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