内容説明
本書では、現代アメリカにおける「法と経済学」(Law and Economics)の会社法理論の全体像を明らかにし、会社法の基礎理論研究への一つの端緒を提示するとともに現代会社法のあるべき姿を探求している。
目次
第1章 序論
第2章 コーポレート・ガバナンスと市場メカニズム
第3章 会社法における任意法規の意義と機能
第4章 会社支配市場と取締役の行為規範
第5章 機関投資家とコーポレート・ガバナンス
第6章 インサイダー取引規制の意義と機能
第7章 会社法の実証的研究
第8章 企業改革法の実証的研究
第9章 最適会社法への探求
著者等紹介
徐治文[ジョチブン]
1958年生まれ。九州大学大学院法学研究科博士後期課程(商法専攻)修了。西南学院大学法学部助教授、九州大学法学部助教授、米国イェール大学ロー・スクール客員研究員を経て2001年10月より現職。追手門学院大学経営学部教授、法学博士(九州大学)。専門分野は、商法・比較商事法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 社会学史 講談社現代新書