目次
第1部 明治郵政事業確立、その後の飛躍的な発展の意義(近代郵便の創業・為替貯金事業の創業、その進展と役割に関する財政学的研究;明治前期財政金融と郵政事業政策の展開;明治期財政と明治33(1900)年郵便法による郵政確立へのプロセス再考)
第2部 郵政事業サービスの財政と効率化(英国の郵政事業サービスの財政と生産性;わが国の郵政事業の独立採算制と政策;郵政事業の財政と社会的効率―日英の比較)
第3部 活力ある地域社会生活への貢献と郵政事業(地域の総合的社会生活環境と郵政事業;地域の社会サービス提供と郵政事業;地域社会文化を支える郵政事業の可能性)
著者等紹介
高島博[タカシマヒロシ]
1947年1月1日三重県伊賀上野市生まれ。1974年神戸商科大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。1974年神戸学院大学経済学部専任講師(財政学)。1975年6‐9月一橋大学大川政三教授・石弘光教授の下へ内地留学。1976年同助教授。1981年9月‐1982年9月英国バッキンガム大学ビジティング・スカラーの資格で留学、ロンドン大学LESへ聴講。1991年8月‐1993年2月英国ヨーク大学ビジティング・フェローの資格で留学。1992年9月神戸商科大学より経済学博士号授与。1993年4月郵政省、近畿・郵政局長感謝状贈呈。1998年4月郵政省、近畿・郵政局長感謝状贈呈(2回目)(為替貯金事業等の普及と事業の発展に多大の貢献)。神戸学院大学経済学部教授。大学院経済学研究科教授(財政学特殊講義1)。専門は財政学・公共経済学・文化経済学
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