内容説明
企業・組織が活動していくために社会的責任として必要とされる環境ISO14001。しかし、その本質となる考え方や運用方法には疲弊してしまうことも多いはず。本書では有効利用を妨げているポイントを探り、意識改革促すと共にEMS導入のメリットを考え、実際の成功例を学ぶことができる。本気で、環境マネジメントシステムの有効利用を目指すために必読。
目次
第1章 環境マネジメントシステムを有効利用するための基礎知識(「有効利用」の意味を丁寧にとらえておく;EMS有効利用のための10のヒント ほか)
第2章 自治体環境マネジメントシステム(EMS)をどのように展開するのか―有効利用のための再構築を始めるにあたって(既存の自治体ISO14001環境マネジメントシステムの課題;自治体環境マネジメントシステムの再構築を目指して ほか)
第3章 ISO14001の新展開の有効利用―役に立つ環境マネジメントシステムの構築に向けて(ISO14001は、どのように役立つのか;変化してきた、ISO14001への取り組み ほか)
第4章 事業活動と一体化した環境マネジメントシステムの運用―プロセス志向:プロセス管理を重視したEMSへの移行(環境マネジメントシステムと経営効率;プロセスの明確化 ほか)
第5章 実例から探るISO14001有効活用のヒント―企業の事例をもとに(事例紹介;ISO14001のメリット ほか)
著者等紹介
黒沢正一[クロサワショウイチ]
1960年生まれ。1984年早稲田大学法学部卒。京都精華大学人文学部環境社会学科助教授
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