目次
第1章 「立ち現われ」概念導入の試み―カントの経験理論の完成のために
第2章 内在と超越―意識の哲学から経験の哲学へ
第3章 「内在論」としての日本文学―失われた創作技法を求めて
第4章 「良心」倫理学の構築―カントの道徳理論の完成のために
第5章 「内在論」としてのカント宗教哲学―宗教理論の唯一可能な基礎づけ
第6章 「道徳的宗教」としての日本仏教―「哲学的宗教」観との対決
第7章 西田・小林・和辻・鈴木氏との対決―日本文化の再興のために
著者等紹介
黒積俊夫[クロズミトシオ]
1937年東京生まれ。1966年九州大学大学院文学研究科博士課程修了。69‐78年九州大学教養部講師・助教授(哲学)。78‐00年名古屋大学文学部助教授・教授(哲学講座)。2000年定年退官。名古屋大学名誉教授。博士(文学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。