ポストコロニアル文学の現在

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  • サイズ A5判/ページ数 233p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771015562
  • NDC分類 930.26
  • Cコード C1098

内容説明

今日ひときわ精彩を放つ「ポストコロニアル文学」のはじめての総合的ガイドブック。特殊性を縦糸に、普遍性を横糸に、これらの文学が提起する問題の全体像を浮かび上がらせ、植民地独立のダイナミズムから現在のグローバリゼーションにおける新たな可能性までを問う。

目次

1 アフリカ―伝統と近代化
2 インド―独立の力学
3 カリブ―言語文化のハイブリッド性
4 移住者植民地―白人社会と先住民文学
5 ポストコロニアル地域の英語
6 ポストコロニアル理論

著者等紹介

木村茂雄[キムラシゲオ]
大阪大学言語文化部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

112
良書。アフリカ、インド、カリブ、そしてアメリカ大陸、南太平洋。イギリスを中心に世界の八割以上を植民地とした欧州列強。その各地で、しかし、地底の奥深くで互いに呼応し影響しあっていたかのように、次々と現地の作家たちが吐き出していった文学。征服者の言葉で、しかし自らの視点で書かれる文学が生み出される強いうねり。アトウッドやピーター・ケアリーもポストコロニアル作家と分類されるのだとは驚いた。しかし、確かに考えてみればそうだ。征服者側は、自らの国で何を書き続けているのか、その視点で読んでみたくなる。2021/04/10

まろ

1
ポストコロニアル入門書。いろんな作品が紹介されてるから、ポストコロニアルの概要を掴みこれから学ぶきっかけにするにはとてもよいな、という感じ。理論のまとめのところは、本当に簡単なまとめでしかないのでさすがにこれじゃ足りないかな。2013/05/30

マサトク

0
20年弱の積み消化。うーん、状況はなるほど理解できるし、言語的(ピジン英語)変容など面白いと思える要素はあるものの、基本的にポストコロニアル思想が、アクチュアルであればあるほどに各論にしか見えてこないという問題はある。構造主義やポスト構造主義と並置できるものではないよなあ。現在社会に我々がおかれた状況を前提にした受容、でしかない。まあ、それが重要でないとは言わないが、これは文学や哲学より社会学よりの話だし、個人的な興味領域の中心にはないなという話です。教科書的には良い本と思います。2024/02/02

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