物語とレヴィナスの「顔」―「顔」からの倫理に向けて

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  • サイズ B6判/ページ数 226,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784771015487
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C3010

目次

第1章 レヴィナスの「顔」概念
第2章 顔の事象分析
第3章 顔の解釈の諸問題
第4章 顔と物語
第5章 顔に応える物語と原則への逸脱?
第6章 受容

著者等紹介

佐藤義之[サトウヨシユキ]
1962年京都市に生まれる。1991年京都大学大学院文学研究科(倫理学専攻)単位修得退学。2001年京都大学博士(人間・環境学)。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科助教授
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nranjen

3
読んだことがない本だと思い大学図書館で借りて読んだ。以前読んだことがあったなんて!というブックメーカーに加入していなければ知らなかった事実を知れて感謝。レヴィナス哲学で最重要ともいえる「顔」の論理を、コールバーグに対置されたギリガンのケア倫理学に沿って解釈し、かつ受容する側への視点としてノディングスの受容の論理を援用し解釈している。対抗する権利関係や正義の認識ではなく、ケアという信頼に基づく責任関係を、対話による物語的理解によって紡いでいこうとする、リクールのレヴィナス解釈にも共通する傾向が伺われる。2021/08/21

nranjen

0
レヴィナスの顔の概念が気になっていました。後半半ばの否定、ダイナミックな論理構造にびっくり。ケア倫理、領域違うけど腑に落ちました。面白い。2016/05/03

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