内容説明
21世紀に入り、国際関係はますます混沌としてきている。そのようななか、日本は国際社会においてどのような行動をとり、将来どのような方向へ向かおうとしているのだろうか。現在の日本の国際関係を考え、将来のそれを見通す上で、その手掛りとして、過去の日本が国際社会において辿ってきた道を示す資料はきわめて重要である。本書は、そのような観点から、戦後日本の国際関係の軌跡を解説と資料で辿ったものである。
目次
第1章 ポツダム宣言の受諾
第2章 戦後の国際環境―米国を中心として
第3章 米国の対日占領と講和
第4章 国交回復
第5章 日米関係―日米安全保障体制
第6章 北方領土問題
関連年表
世界地図
著者等紹介
藤田宏郎[フジタヒロオ]
1940年生まれ。1967年一橋大学大学院法学研究科修士課程修了。国際政治学専攻。現在、甲南大学法学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。