内容説明
この本に出てくる親子は、里親子、養親子の場合は、新しいふれあいの中から、新しい親子関係をつくり上げていく。継続的で真剣な関係が要求される。当事者が書いた文章や、家庭養護促進協会のスタッフが書いた文章の中には、生の喜怒哀楽がにじみ出ている。すべてが悪戦苦闘のドラマで、それを乗り越えた時には、その喜びが一語一語の中に輝いている。新しい親子関係づくりの道筋や成功と失敗は、一般の親子関係を考える際にも、示唆に富んだものになっている。
目次
愛の手運動って
未婚の母物語
子どもを選ぶ?
親子むすび
うちあける―子どもの知る権利
子どもがうまく育たない
里親子というおやこもある
子育ての中から