内容説明
国民の自由時間は漸増の方向にあり、余暇に対する国民の意識にも変化がみられる。著者らも、いま、リゾートは必要な時代、と考えている。そこで、リゾート法と称される総合保養地域整備法が、必要とされるリゾートにうまく応えられない問題点を政治学、法学、そしてリゾート整備事業の視点から検討し、リゾートにとって何が必要なのかを、著者らが暮らす愛媛県の事例を中心として考えたのが本書の研究である。
目次
第1章 総合保養地域整備法
第2章 愛媛の総合保養地域整備年表
第3章 リゾートにおける法関係
第4章 リゾートと環境保全
第5章 地方自治とリゾート整備政策
第6章 瀬戸内法とリゾート開発
第7章 総合保養地域整備政策の課題と展望