内容説明
本書は、これまで、政策論としては、ややもすると等閑に付されるきらいがあった「文化政策」について、今日の課題となっている諸点を網羅的に把握し、できるかぎりその体系化を試みるとともに、近年、いくつかの大学等に設けられるようになった文化政策論ないしアートマネージメント論の講座等において、標準的なテキストとして使用できることを目的として書かれたものである。
目次
第1章 文化と文化政策
第2章 文化に関する制度・組織と文化政策の形成過程
第3章 文化・芸術の現状と文化振興政策
第4章 民間による文化・芸術の支援
第5章 文化政策の課題
第6章 主要諸外国の文化政策