目次
問題史的研究―実体性から主観性へ(ライプニッツにおける個体的実体と自我;能動的力と純粋知―フィヒテの知識学とライプニッツ;フィヒテにおける自我性と個体性―『新しい方法による知識学』における)
精神史的研究―詩論、言語理論からの影響(ノヴァーリスの「ロマン化」の理論と個体性;W.v.フンボルトにおける「精神的個体性」としての言語)
方法論的研究―「個体性の解釈学」に向けて(ディルタイの個体性の解釈学とそのアポリー;初期ハイデッガーの「事実性の解釈学」への洞察;ガーダマーのロマン主義解釈学批判の再吟味)