内容説明
近年、大きく変化した日本のワイン関係の法令について、ワインの国際機関の「OIV賞」(法学分野)受賞の法学者が、ラベル表示や地理的表示を中心に分かりやすく解説。
目次
第1章 酒類関連法とワイン業界の自主基準
第2章 日本の「ワイン法」の誕生―2015年国税庁告示
第3章 厳格化された日本ワインの地名表示
第4章 地理的表示―ただの地名表示と何が違うのか?
第5章 G1ワインの生産基準―「山梨」と「北海道」
第6章 ラベル表示のルール
第7章 グローバル化の中のワイン法
著者等紹介
蛯原健介[エビハラケンスケ]
1972年、福岡市に生まれる。熊本県立濟々黌高等学校、中央大学法学部卒業。立命館大学大学院法学研究科博士後期課程(公法専攻)修了。博士(法学)。明治学院大学法学部専任講師・助教授・准教授を経て、明治学院大学法学部グローバル法学科教授。専門は公法学およびワイン法。明治学院大学法学部においてワイン法の授業やゼミを担当。国際ワイン法学会理事。一般社団法人日本ソムリエ協会ソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)。『はじめてのワイン法』はワイン界で最も権威ある「OIV賞」(法学分野)を受賞。学術図書での受賞は日本人初となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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