占領下の文壇作家と児童文学

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  • サイズ A5判/ページ数 601p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784770707352
  • NDC分類 909.021
  • Cコード C3095

内容説明

乙酉(1945年)から乙酉(2005年)の封印。戦後60年目の乙酉にして初めて開封された、占領下の文壇作家と児童文学の位相。その作家たちが関わった、出版95社の少年小説・少女小説と雑誌を鳥瞰し、火野葦平を論じた昭和文学史の空白を埋める書誌と論考。

目次

1 占領下の少年小説・少女小説(占領下の少年小説・少女小説・少年講談―偕成社・ポプラ社・講談社・東光出版社・光文社を除く八十社の出版物;偕成社の大衆児童文学 ほか)
2 占領下の少年雑誌・少女雑誌(新生閣の『少年少女漫画と読物』―新生閣発行の五大雑誌について;明々社の『冒険活劇文庫』 ほか)
3 火野葦平の少女小説論―『七色少女』をめぐる戦後大衆児童文学の位相
4 大衆児童文学の戦後史(政治と児童文学論争の不毛―解放と敗戦という複眼から;歴史の連続と断続について―『鉄の町の少年』と『ささぶね船長』のこと ほか)

著者等紹介

根本正義[ネモトマサヨシ]
1942年東京の生まれ。1964年立正大学文学部国文学科卒業。1971年立正大学大学院修士課程修了。東京学芸大学教授。日本文芸家協会会員
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