国際家族法要説 (新訂増補版)

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  • サイズ A5判/ページ数 389p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784770707086
  • NDC分類 329.846
  • Cコード C3032

内容説明

わが国の国際私法の主たる法源は「法例」と呼ばれる法律ですが、この法律は1898年に制定されたものです。今日に至るほぼ一世紀の間に、わが国の国際私法事情が大きく変化したことはいうまでもありません。その間に、いくつかの特別法が制定され、また、それらに伴って法例も若干修正されましたが、最も大きな改正は、「法例の一部を改正する法律」(平成元年法律第27号)によるものです。この法律による改正は親族法規定およびそれと関連する総論規定にとどまるものであり、法例の全体に及ぶものではありませんが、わが国の国際私法にとって画期的な改革であることに違いはありません。本書は、この機に、わが国の国際私法、とりわけ国際家族法について概説するとともに、今後の課題を探ろうとするものです。

目次

国際家族法総説
国際私法の構造
準拠法の指定
準拠法の適用
婚姻
離婚
親子
後見および保佐
扶養
氏名
相続
遺言
国際的裁判管轄権
外国判決の承認および執行
国際私法の現代的課題
国際家族法の展望
日本人の国際結婚

著者等紹介

笠原俊宏[カサハラトシヒロ]
昭和23年6月9日大阪市浪速区に生まれる。昭和46年中央大学法学部法律学科卒業。現在、東洋大学法学部教授。弁護士(第二東京弁護士会所属)
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