ルソーの「経済論」―「本然」と「逸脱」

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ルソーの「経済論」―「本然」と「逸脱」

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  • サイズ A5判/ページ数 308p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784770707031
  • NDC分類 331.1
  • Cコード C3033

内容説明

「本然」のもとにある「人間的な豊かさ」の実現。これがルソー「経済論」の理念であり原点である。本書はこの理念・原点を中心に展開されるルソーの「経済論」を論じつつ、ルソーの思想体系を統一的に理解・解釈することをめざすものである。

目次

「序」の章 ルソー「経済論」の基礎視角―「本然」と「逸脱」
1 「羽鳥論文」の批判的継承―先行諸論文との関連で
2 ルソー「経済論」の原点―「労働による所有」と「原近代」的社会
3 「経済」と「人間」―「人間」から「経済」への序章的考察
4 「経済」と「歴史」―自然成長的「文明社会」批判
5 「経済」と「政治体」―「共和国」の構想
6 ルソーの「公経済」論―ルソー的「共和国」に於る「経済政策」
7 ルソーの人間観、社会観、歴史観―マルクスとの比較に於て
「結び」の章 「自然」と「文明」との調和―「文明的本然」の回復・創造

著者等紹介

飯岡秀夫[イイオカヒデオ]
1939年東京に生まれる。1970年慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、高崎経済大学経済学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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