ちつのトリセツ―劣化はとまる

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ちつのトリセツ―劣化はとまる

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784770502223
  • NDC分類 495.44
  • Cコード C0095

出版社内容情報

欧米では「ちつケア」は常識。ケアしないと、ちつは劣化し、女性特有の不調の原因になります。ケアの方法・ケアの体験談を紹介。「欧米やインドでも、ちつケアは常識! ほったらかしにしているのは、日本人女性だけなんです。原田さんのちつだって、もしかしたらカチカチになっているかもしれませんよ!」



これまで1,000人以上の女性の出産介助や産後ケアに携わってきた助産師・たつのゆりこさんから、初めて会った日に、そう指摘された編集者・原田は、「まさか、そんなこと、あるはずない!」と思いながらも不安に駆られ、たつのさんのもとに通い、女性器について学び始めます。



  女性器は、なぜおとろえるのか。

  いまなぜ、若い人にも、女性器のおとろえが広がっているのか。

  健康な女性器と、おとろえた女性器は、どこが違うのか。

  女性器がおとろえると、どんな問題が起きるのか。

  どうしたら、女性器のおとろえを予防できるのか。

  どうしたら、女性器を若返えらせることができるのか。



たつのさんは言います。

「日本人女性は、自分の体のことなのに、女性器のことを知らなすぎます。世界中の女性がきちんとケアしているのに、日本人女性は、ほったらかし! そんなことでは、ダメなんです! ちつは、きちんとケアしないと、若いうちから、たるんだり、乾いたりして、最後には干上がってカチカチになってしまうんです! そのままにしていたら、萎縮するんですよ! 萎縮!

女性器の黒ずみやにおい、尿もれや便秘、生理痛や性交痛、難産だって、女性器のおとろえが原因で起きていることが多いんです。それらはみな、ちつがおとろえていることを示す危険信号なんですよ!」



たつのさんに、あきれられたり、しかられたりしながら、授業を受けるようにして、女性器について学んだ原田は、自分の体の大切な一部なのに、自分がいかに女性器について無知だったかを知って呆然。

「私にはちつなんてありません」と言わんばかりのすまし顔で、自分の女性器を見ることも、さわることもなく、まさに、ほったらかしで生きてきたのです。



その結果、原田のちつは、たつのさんが言うとおり、カチカチを通り越してカッチンカッチン。

おどろくほど、おとろえていたのです……。

原田は、それから本気になって、ちつケアと会陰マッサージに取り組みました。

その結果は、まさに驚くべきものだったのです。



本書には、たつのさんの講義と、たつのさんの教えを実践した原田の衝撃の体験レポートを掲載。

コラムでは、欧米やインドで行なわれている、ちつケアや会陰マッサージの実際、ちつケアに関わる研究論文、アーユルヴェーダに伝わる女性の不調改善法や、便秘解消法、不安や緊張をやわらげるリラクゼーションなども紹介。



女性器だけでなく、全身の冷えを改善するオイルケアのやり方、安産になる確率をあげる会陰マッサージのやり方、骨盤底筋体操のコツなど、すべてを、わかりやすいイラストにしました。



日本人女性の…

c o n t e n t s



本書をお買い上げくださったみなさまへ………3



〈第1章〉

女性器について知る──女性は、すべての穴をケアしなければならない………15

 ▼目や鼻は、女性器とつながっている

 ▼膣は、ケアをしないと干からびる!

 ▼女性器の乾燥がもたらす、セックスよりもっと困った問題

 ▼オイルケアで、膣も心もやわらかくなる!?

 ▼私の大陰唇や小陰唇、しなびて小さくなっていました

  欧米ではあたりまえ? YouTubeにアップされた会陰マッサージの画像―ヨーロッパ



〈第2章〉

女性器劣化はこうして起きる──あなたの膣は、大丈夫ですか? ………41

 ▼日本人女性の?産む力?は、弱くなっている

 ▼膣や会陰が冷える原因

   ブルーライト/夜更かし/ストレスや緊張/冷え症/体に負担をかける食事

   砂糖の摂りすぎ/セックスレス/呼吸が浅い

 ▼ここを見れば、膣や会陰が冷えているかどうかがわかる

   頭皮の状態/足の裏の状態/お尻の形

 ▼原田の告白―



〈第3章〉

劣化によって起こる諸問題──女性器がおとろえるとどうなるの? ………79

 ▼健康な女性器と、おとろえた女性器はこんなに違う

  欧米ではあたりまえ? スーパーのレジ横に膣の保湿剤がずらり─イタリア

 ▼女性器が乾いたり硬くなったりすると、こんな問題が起きる

   黒ずみ/におい/おりもの/かゆみ/生理痛/痔/性欲低下・不感症/尿もれ・頻尿

   便秘/便もれ/性交痛・膣萎縮/尿道瘤・膀胱瘤・子宮下垂・直腸瘤/骨盤臓器脱

 ▼原田の告白―



〈第4章〉

セルフケアについて知る──準備するもの………117

 ▼究極のアンチエイジング

   1 オイルケア入浴と、なで洗い 2 会陰マッサージ 3 骨盤底筋体操

 ▼3つのセルフケアを行うために準備するもの

  欧米ではあたりまえ? 膣の若返りクリーム、手作りレシピ―アメリカ1



〈第5章〉

セルフケア 実技編──さあ、やってみよう! ………147

 ▼まずは頭部から

   口のオイルケア/頭のオイルケア/耳のオイルケア

   鼻のオイルケア/顔のオイルケア/目のオイルケア

 ▼オイルケア入浴(全身のオイルケア)と、なで洗い

 ▼会陰マッサージ

  欧米ではあたりまえ? ヴァギナ・リニューアル・プログラム―アメリカ2

 ▼骨盤底筋体操

  欧米ではあたりまえ? それでも自分の膣にはさわりたくない!?―日本



〈第6章〉

体験レポート──衝撃の連続! ここまで変わる………191

 ▼恥ずかしながらの、体験告白

 ▼膣のトレーニンググッズで泣く

 ▼会陰マッサージでスーパー便秘(直腸瘤)克服!

 ▼おそそをあげて! 翡翠の卵と骨盤底筋体操で子宮下垂克服!

 ▼性的機能回復! 恥ずかしながら、濡れました!

 ▼巻き爪まで完治

 ▼5000年の歴史! インドで行われている女性器のオイルケア



おわりに………234

たつの ゆりこ[タツノ ユリコ]
1960年、鹿児島県生まれ。助産師・鍼灸師・看護師。北里大学病院(産科新生児室)、日大板
橋病院(産科/ICU・CCU)、山西助産所など、大学病院から助産院、自宅出産介助まで幅
広い業務経験を持ち、東洋医学、アーユルヴェーダの知識を活かして活躍。現在、「Be born
助産院・産後養生院」院長として、お産の介助、出産前後の女性の心身のケアを行なってい
るだけでなく、「伝統医学応用研究所」を立ち上げ、女性のこころと体についての勉強会な
どを開催している。著書に『赤ちゃんにもママにも本当に大切な 産前産後7週間の過ごし
方』(ブルーロータスパブリッシング〈インプレス〉)がある。

原田 純[ハラダ ジュン]
1954年、東京生まれ。編集者。15歳で和光学園高校中退。1980年、長女出産。印刷会社に勤務ののち、職業訓練校で学び、版下製作会社に勤務。1989年、径書房に入社。現在、径書房代表取締役。著書に『ねじれた家 帰り
たくない家』(講談社)、岸田秀氏との対談『親の毒 親の呪縛』(大和書房)がある。

内容説明

遅かれ早かれ、ちつはかならず劣化します。問題か起きてもお取り換えはできませんので、メンテナンスを怠らないようにしてください。

目次

第1章 女性器について知る―女性は、すべての穴をケアしなければならない
第2章 女性器劣化はこうして起きる―あなたの膣は、大丈夫ですか?
第3章 劣化によって起こる諸問題―女性器がおとろえるとどうなるの?
第4章 セルフケアについて知る―準備するもの
第5章 セルフケア実技編―さあ、やってみよう!
第6章 体験レポート―衝撃の連続!ここまで変わる

著者等紹介

たつのゆりこ[タツノユリコ]
1960年、鹿児島県生まれ。助産師・鍼灸師・看護師。北里大学病院(産科新生児室)、日大板橋病院(産科/ICU・CCU)、山西助産所など、大学病院から助産院、自宅出産介助まで幅広い業務経験を持ち、東洋医学、アーユルヴェーダの知識を活かして活躍。現在、「Be born助産院・産後養生院」院長

原田純[ハラダジュン]
1954年、東京都生まれ。編集者。15歳で和光学園高校中退。1980年、長女出産。印刷会社に勤務ののち、職業訓練校で学び、版下製作会社に勤務。1989年、径書房に入社。現在、径書房代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真香@ゆるゆるペース

119
「明るく、まじめにご利用ください。男性のお客様は、間違った期待をなさらないでください」という、アーユルヴェーダを元にした真っ当なセルフケアの本です。ケアすることにより、冷え性・便秘・子宮下垂・巻き爪・頭痛・肩こり・腰痛などの不調の改善が見込まれ、他にもメリットがたくさん。こんなにいいこと尽くめなのに、あまり知られていないのが非常に勿体無い!かく言う自分もこれまで放置だったので、これを機にちゃんとメンテしなくてはという気になった。男性の読者は、ぜひパートナーの方に明るくまじめに勧めてあげてみてください。2019/10/28

カブ

44
タイトルを口にするのも恥ずかしいですが、女の人は読んだ方がいいと思います。年齢と共に変化していく自分の身体が愛おしく、最後の時まで女でいたいと切に願う。2017/07/23

KEI

42
あまりにストレートなタイトルとその当時の著者が62歳という新聞の著者紹介の記事を見て興味を持った。図書館へ予約してから5ヶ月、関心の多さを感じた。女性は10ヶ所の穴を手入れしなくてはならない。その中に膣が含まれている。膣のケアは年齢に関わりなく、膣の劣化と共に起こる様々な症状を緩和する事が出来る。へぇ〜全く知らなかったし、関心も無かったけれど、欧米やインドでは当然の事とか。。ケアの仕方、著者の体験も書かれていて、目から鱗。アンチエイジングにも効果があるなら。。と、興味が湧いた。読んで損は無いと思う。2018/03/04

チョコ

40
これはやばい!!日本女性全員知るべき!高校で教えるべき!早ければ早いほどいいと思う。今からでも遅くないー!友達が貸してくれたけど、これはやばいと思って即購入!!2020/10/24

たまきら

39
ちつのトリセツ、というタイトルはとても好きなのに、内容も素敵なのに、なんというんでしょうか、劣化とか日本人女性を否定するような言い方には悲しくなります。私の世代は性教育をきちんと受けずに育ち、若い頃デートはしてはいけないけれど結婚して子供を産むように躾けられました。セックスを楽しむのはふしだらだ、という意識を持たされた人も多いはずです。著者もそうなのでしょうが、彼女のおずおずとした自分を卑下するような表現が悲しい…そんな読後感でした。2023/01/13

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