出版社内容情報
スポーツ科学のメインとなる「筋肉の増強法」について筋生理学、運動生理学、トレーニング科学、スポーツ栄養学など、筋力を最大限に成長するしくみを、多方面から、わかりやすく図解します。さらに、「筋力増強」理論や研究情報も、たくさん紹介しています。
内容説明
筋肥大、筋力発揮、疲労回復、エネルギー代謝、熱産生まで最新の科学にもとづいた「筋肉のトリセツ」。細胞、タンパク質レベルの知見から筋肉の性質を学ぶ。エネルギー代謝と筋力発揮、筋疲労の関係を理解する。科学的根拠をもとに筋肥大効果を高める筋トレ方法を解明!
目次
序章 筋肉の構造と分類
第1章 筋肉の働きと関係動作
第2章 筋肉が成長するしくみ
第3章 筋トレを極める
第4章 筋力とスポーツ競技
第5章 筋肉をケアする
第6章 筋肉をつくる栄養素
第7章 筋肉と全身のエネルギー代謝の関係
第8章 筋肉にまつわる疑問
著者等紹介
石井直方[イシナオカタ]
1955年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。理学博士。専門は身体運動科学、筋生理学。日本における筋肉研究の権威として知られる。ボディビル選手としても活躍し、ミスター日本優勝、世界選手権3位など輝かしい実績を誇る。著書・監修書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
templecity
11
筋力トレーニングをするにあたっての医学的見地からの解説本。血液の循環を良くするために適温に浸かることや冷水につかり、その跡上がることは理にかなっている。筋肉は毎日2~3%置き換わる。負荷をかけるのを繰り返すことで筋力は増加する。 2022/12/10
ふね
3
#34 筋トレの質を高めるために。情報量が非常に多い教科書的な本だが、各トピックについて見開きで図表を交えて重要ポイントをまとめてくれており、わかりやすかった。筋トレについての定説も日々アップデートされているので、できるだけ定期的にキャッチアップして、より効果的に筋トレしたい。2024/05/19