出版社内容情報
歴史を学ぶだけでなく、未来に目を向けはじめた両民族の子どもたち。市民レベルの交流を願う元教師が、愛情を込めて描く。
内容説明
日本という異国に住む人びと。いま、なにを思い、なにを願っているの?わかり合いたい、友だちとして。話し合いたい、これからのこと。
目次
第1章 踊る少女(キム校長の悩み;進む交流計画・歌えぬ「クンガンサン」;語り合い、学び合った子どもたち ほか)
第2章 心に刻む過去(民族の魂・言葉を取り戻した!―学校創立の喜び;加害と被害―「アリランのうた・沖縄からの証言」;オモニの願い ほか)
第3章 明日に向かって(今できることは―「本を贈る会」誕生;今開く、明日への道―高らかにオモニは歌う;キム・ユミさんの「青春メッセージ」 ほか)