内容説明
「ベルリンの壁」崩壊後の現地に取材した著者が全体主義について根本から問いかけ、北朝鮮問題で問われる日本の決意に説き及ぶ。全体主義の恐怖をルポルタージュ。
目次
前編 罪と罰(プラハのサロン「黒い馬」にて;国立哲学研究所でのディベート;「地下出版物」編集者の確信;個人の責任はどこまで問えるか ほか)
後編 自由の恐怖(ワルシャワの自由の誇り;埋められぬ断層;病者の特権;嗚呼いずこに行く薄明の未来)
著者等紹介
西尾幹二[ニシオカンジ]
昭和10年東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業。同大学院文学修士、博士
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