おとこくらべ

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784770410481
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

「明治文豪あそび」の快作。一葉、ハーン、草平、有島、芥川、白秋たちの色と恋。この一冊で明治が分かる、男女が分かる。

目次

おとこくらべ
紫の一本
つばめ
葡萄
葬儀
りんごさくさく

著者等紹介

嵐山光三郎[アラシヤマコウザブロウ]
1942年静岡県生まれ。国学院大学文学部卒業。雑誌「太陽」「ドリブ」などの編集長を歴任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miyagi

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明治〜大正文壇の作家たちをピックアップし、その性と死のさまに絞って書かれた短編集。 有名な芥川龍之介の葬式の様子(弔辞を読みながら号泣するカンキクチ)や、有島武郎の情死に至るまでなど、6人の作家に絞っていた。表題にもなっている、樋口一葉が妹の邦子と文壇の男たちを品評する「おとこくらべ」は特に、邦子が「前途揚々」と書き込むところで胸が熱くなる… 個人的には、晩年のキタハラ先生が病から失明し、去りゆくかつての友らの訃報を聞きながら自らの死を予感する「りんごさくさく」が良かった(それ目当てだった) 2018/01/27

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